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空き家対策11選 ③相続準備する

「所有者不明土地」と呼ばれるものは、
日本全国で、なんと24%(4件に1件)

(図 民法等一部改正法・相続土地国庫帰属法の概要 法務省資料より)

「所有者不明土地」とは、
(簡単に言うと)
誰の物だかよくわからない土地。
相続業務をしていると、
亡くなった親の自宅(土地・建物)の名義が
亡くなった人のまま、
というのは、ざらにあります。
3年前に亡くなった親のまま
10年前に亡くなった祖父のまま
・・・20年前とか(汗
今の日本の相続は、
財産の所有者が相続方法を決める「遺言」
よりも
所有者の相続人(子ども等)が相続方法を決める「遺産分割協議」
の方が、圧倒的に多いです。
所有者不明土地が増えたり
名義を変えない
この原因のひとつは、
「相続を家族に任せる」とにあると思います。
「任せる」と言うと聞こえはいいですが、
厳しく言えば、責任放棄。
不動産を放置する期間が長ければ長いほど
手続きが難しくなります。
そのためにも、相続準備が大切です。
相続準備の基本は「遺言」
自分が持つ財産を
誰に引き継いでもらうのか。
書き記しておきましょう。
自分が持つ財産は、自分だけのものではなく、
ご先祖様から受け継いだものでもあるはずです。
次の子ども達へ責任をもって引き継いでゆきましょう。
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