実は、
「納税者=所有者(名義人)」
とは限りません。
親の実家(空き家)を売る場合まずは、
「登記簿(登記事項証明書)」
をチェックしましょう。
「法務局」で取得できます。
注意点を2つ
1、「住所」ではとれない可能性あり
不動産を特定するには「所在」を書かなければなりません。「住所」とは異なる場合があります。
2、親の全ての不動産を検索する
私は、これらを解決するために
市役所で「名寄帳」をとります。
名寄帳は、その人がもつ、その市区町村にある全部の不動産の一覧表です。
例えば、亡親の全ての不動産の名義をチェックする場合は、以下の流れで調査をすると良いでしょう。
市区町村役場で名寄帳を取得※
↓
法務局へ
↓
名寄帳の不動産の登記簿を請求
※ 請求した市役所にある不動産だけが対象
例えば、新潟市なら、新潟市内にある不動産がわかります。新潟市以外の不動産を調べるためには、その市役所で請求する必要があります
名義のチェックは、空き家対策の第一歩です。